赤ちゃんパンダの名前を「尖閣」に by 石原慎太郎

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東京の上野動物園に中国から借りてきたパンダの赤ちゃんが生まれた。赤ちゃんパンダの名前に関し、東京都知事である石原慎太郎氏が「尖閣」という名前をつけてやればいいと発言した。このように単に相手の感情を逆撫でるような言動は慎むべきである。

2年前、尖閣諸島沖で中国の漁船が日本の海上保安庁の船に体当たりしてきた事件が発生し、尖閣における領土問題は悪化してきている。尖閣諸島事件で日本は中国人船長を逮捕し、数日間拘束した。これに対する報復処置として中国は日本人会社員を数日間に渡り拘束、さらには日本へのレアアースの輸出を停止するなど日本に対し嫌がらせを行なってきた。

しかし、だからといって、相手の感情を逆撫でするようなことは決してすべきではない。石原氏の発言は決して論理的ではなく、感情的である。相手の感情を不必要に怒らせる彼のような発言は決して許されるべきものではない。彼の行なっていることは決して領土問題を解決するものではない。それどころか、むしろ悪化させるであろう。このような卑劣で幼稚なことは首都東京の首長としてふさわしくない。

日本にははっきりと発言できる人材が少ない。日本は古くから外交が苦手な国家として有名である。2年前の尖閣事件の際も、中国がレアアース輸出を停止してきたり、日本人を拘束したりしたことで弱腰になり、中国船長を釈放してしまった。しかし、なんでも主張すれば良いものではない。発言していいものと悪いもの、発言するタイミングというものがある。

石原氏の発言は中国国家のみではなく、世界中の国家から日本は卑劣、幼稚な国であると思われかねない。

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