イタリア 旅行

イタリアでの配車アプリは「Free Now(旧mytaxi)」!-Uberよりも安く、ミラノ・ローマ観光に必須!

更新日:

FreeNow(旧mytaxi)の使い方

イタリア旅行で移動するのに、Uberのような配車アプリ「Free Now(旧mytaxi)」を使い、非常に便利だったので使い方を解説していきます。Free Now(旧mytaxi)はUberのような配車アプリで、タクシーを呼び、乗車から目的地を伝える、運賃の支払いまですべてアプリ内で完結できる非常に便利なアプリです。

イタリアではUberは参入障壁が高く、Uber Black(高級サービス)しか使えないので、イタリア観光ではUberよりも「Free Now」をインストールしましょう。

FreeNowはこんなサービス

  • Uberのような配車アプリ
  • タクシーを呼ぶ、目的地を伝える、支払いまでアプリ内で完結
  • 使えるのはミラノ・トリノ・ローマ・ナポリ・カターニアなど日本人に人気な観光都市
  • 支払いはカードもしくは現金
  • ダウンロードはApp Store(iPhone)もしくはGoogle Play Store(Android)から

ちなみにUberを含むイタリアで使える配車アプリについては別記事で紹介しています。

イタリア 配車アプリ
【保存版】イタリア旅行で必要な配車アプリ

ミラノ、ローマであればmytaxiが便利です。また、ミラノ、ローマであれば少々割高ですが、Uberも使うことができます。 その他の都市になると、残念ながら規制の関係で使えない場合が多いです。そこで、今 ...

続きを見る

イタリア観光に便利なFree Now(旧mytaxi)とは?

Free Now(旧mytaxi)はドイツハンブルグに本社のあるIntelligent Apps GmbH社が提供するタクシー配車アプリです。アプリ開発にはBMWやダイムラーも出資しています。

イタリアのほか、ドイツ、ポルトガルなどヨーロッパの多くの都市で普及している配車サービスです。

使い方や仕組みとしてはUberと同じような形で、タクシー利用に必要なタクシーを呼ぶ、目的地を伝える、支払いまでアプリ上で完結できるのが特徴です。

Uberは一般のドライバーが空き時間と自家用車を使って行うタクシーのようなサービスです。配車の予約から、決済までスマホアプリで行うことができ、多くの地域で一般のタクシーよりも割安に使うことができます。

どこで使えるの?

前述したように、イタリアのほかドイツやスペイン、オーストリアなどヨーロッパの多くの国で使うことができます。実際に使える都市については、Free Now公式サイトから確認できます。

イタリアでは、日本人に人気の観光都市、ミラノ、ローマ、ナポリ、トリノのほかカターニア、カリアリ、パレルモの7都市で使うことができます(2019年8月現在)。

イタリアでは規制が厳しく、Uberはミラノ、ローマ、トリノのみ、かつ料金が割高のため、FreeNowは必須のアプリになっています。

さらに詳しく

なお、イタリアでFree Nowを使って呼べるのは通常のタクシーのみです。一般ドライバーではなく、しっかりと許可を得ているドライバーなので、安心して使うことができます。半面、駅や空港などではアプリを使っても正規の乗り場で乗る必要があり、場合によっては長蛇の列に並ぶ必要があります。

Uberはミラノ、ローマ、トリノの三都市でしか使えませんが、正規の乗り場をスキップできるので、急ぎの場合にはお勧めです。Uberの詳細については別記事で書いていますので、合わせて確認してみてください。

イタリア uber事情
イタリアでUberは使える?時間を節約したい場合はUberを使おう―体験者が徹底解説

この記事はイタリアへ旅行・出張予定だけど、交通手段としてUberは使えるの?と気になっている方にお勧めの記事になっています。 日本でも少しずつ普及してきた配車アプリUber、世界に目を向けるとアメリカ ...

続きを見る

FreeNow(旧mytaxi)の使い方

Free Nowの使い方はUberとほとんど同じです。

まずはアプリをダウンロードしてインストールしましょう。表示は英語ですが、操作は難しくないので大丈夫です。

なお、イタリアではローマやミラノなどでスリやひったくりなどの軽犯罪が多く発生しています。Free Nowを使った移動は便利ですが、配車リクエストをする際などアプリの利用時にはスマホや持ち物の盗難に十分注意してください

アプリを起動したら、「Free sign up」をタップ

FreeNow(旧mytaxi)登録

メールアドレス、Gmail、Facebookアカウントのいずれかで登録するか聞かれるので、それらのアカウントを持っていれば選択、持っていない場合はメールアドレスをタップします。

FreeNow(旧mytaxi)登録

ここではメールアドレス登録を前提に進めていきます。

「メールアドレス」をタップすると、名前などを入力する画面が表示されます。

名前(アルファベットが望ましい)、電話番号、メールアドレスとパスワードを入力し、右上のチェックマークをタップして次へ進みます。ここで電話番号の確認コードが送られてくるので、入力してください。

FreeNow(旧mytaxi)登録

追加でカード情報の入力が求められるので、海外で利用可能なクレジットカード情報を入力してください。ここまで完了すれば、FreeNowは使うことができます。

会員登録を終えると、下のような画面になります。現在地が表示されているので、タクシーを呼ぶ場合「Enter destination」と書かれている場所に目的地を入力します(日本語でも大丈夫です)。

FreeNow使い方

次に車種を選択し、「Order Taxi Now」をタップすれば呼び出しは完了です。あとはタクシーの到着まで待ちましょう。あくまでもGPSでの連絡ですので、乗車場所はできるだけわかりやすい場所にしておくことをお勧めします。なお、この時に表示される料金はあくまでも目安です。実際に支払う料金は経路や混雑状況などによっても変わるので注意してください。

FreeNow使い方

さらに詳しく

ちなみに車種として選べるのは、

  • Taxi(4人乗り)
  • Taxi XL(5~8人乗り)
  • Eco(エコカー)
  • Wheelchair(車いす対応タクシー)

の4種類です。必要に応じ使い分けましょう。

ちなみに、乗車場所や乗車日時(4日先まで)も変更できるので、必要に応じ使ってみてください。

タクシーが近づいてくるのが見えたら、手を振るなどしてアピールするとわかりやすく親切です。乗車すると名前の確認があるので、名前とできればアプリの画面も表示して確認してください。

合流できない場合はメッセージや電話が来ることもあるので、イタリア到着後はイタリアで使える電話番号に変更しておくとよいでしょう。※基本的には電話は不要です。

ちなみに、夜の人混みが多い場所などでは、スマホのライトを光らせて知らせてくださいと表示される場合もあるようです(自分は体験したことはない)。

目的地はアプリを使って送信済みなので、特に会話は不要です。イタリアなのにイタリア語も英語も話す必要がないので便利ですね!

目的地に到着すると、アプリでの支払いか現金での支払いか聞かれるので、アプリでの支払いと伝えてください(現金の希望の場合はキャッシュ、もしくはコンタンティと伝える)。

アプリで支払いの場合、運転手が料金を入力するので、自分のアプリ上で料金を確認し、支払いを確定してください。サービスが良かった場合などはチップをいくらか払ってあげるとよいでしょう(イタリアはチップは必須ではありません)。

ココに注意

基本的に支払いは問題ありませんが、まれに料金が正規料金より高かったり、わざとアプリへ高い料金を入力するドライバーもいるようです。支払い確定の前に必ずアプリ上で料金を確認してください。万一高すぎる場合は、その場で交渉しましょう。

支払いを終えたら降車です。海外でも、言葉がわからなくても、スムーズにタクシーを利用することができ、非常に快適です。

まとめ

イタリアでは日本のようにタクシー業界の規制が厳しく、Uberのようなライドシェアアプリは厳しく制限されています。Uberに至ってはミラノ・トリノ・ローマの三都市のみ、かつUber Blackという高級サービスのみの提供になっています。

FreeNowはイタリアでUberのように配車できる非常に便利なアプリです。イタリア旅行へ行く際はぜひ入れておくようにしましょう。

言葉のわからない外国で、交渉せず、事前に目安料金がわかるので非常に快適に移動することができます。FreeNowは多くの都市で使うことができますが、すべての都市で使えるわけではありません。マイナーな都市では現地でタクシーを呼ぶか、イタリアタクシー業界開発のit taxiを使うようにしましょう。

ヴェネツィアで配車アプリは使える?

おまけになりますが、日本人にも人気の水の都市、ヴェネチア。残念ながら、ベニスでは配車アプリは使うことはできません。それもそのはず、ベネチアでは自動車がほとんど走っていないからです。

ベネチアで観光をする場合は、配車アプリではなく、現地の水上タクシーを使うことになります。

-イタリア, 旅行
-,

Copyright© まがったミニマリストのブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.