本日、MOS(Microsoft Office Specialist)のExcel, Word を受けてきました。MOS は全てCBT(Computer Based Test)形式で行われ、その場で合否がわかります。結果は余裕の合格でした。しかし、MOSの受験料10,000円は高すぎます。
本日受けたのは、オデッセイテスティングセンター 新宿で行われた随時試験です。2科目受験だったため、連続で受けられる時間帯を指定(新宿のテストセンターでは、連続で受験可能な時間帯があります)したつもりでしたが、異なってたようです(笑)。15時からだと勝手に思い込んでたのですが、12時ごろに実は14時の試験だったということに気づき!、慌てて家を出てきました(苦笑)。試験会場へ向かう電車の中で受験方法を確認。事前にIDの登録が必要ということがわかり、スマホから登録を済ませました。色々バタバタとした受験となってしまいました(笑)。
試験会場で必要なものは顔写真付き身分証明書のみです。そのほかは受験票など含め特に必要ありません。受付で確認されるのは、事前にID登録が完了しているか、と試験会場にある個人データと相違が無いかぐらいです。ちなみに、試験場へ持ち込み可能なのはハンカチと目薬、それから受付で渡される試験のしおりのみです。その他は筆記用具を含め持ち込み不可です。持ち物はロッカーへ事前に入れておくよう指示があります。
ID登録について
MOSでは、試験をすべてパソコン上で行います。試験会場へ入ったらログインするためにIDとパスワードが必要になります。試験会場でパソコンへログインするため、事前にIDとパスワードを登録し、個人情報を紐づけておく必要があるのです。これは、試験前までであれば可能ですので、必ず登録を行いましょう。
試験の進め方
各科目(Excel, Word, PowerPointなど)の試験時間はMOSの一般レベル、Expertレベルともに50分です。試験パソコンで事前に登録したIDとパスワードを使ってログインします。個人情報の確認を経て、試験科目とバージョンを選択します。確認が終わり次第、随時試験を開始できるので試験官へ「確認が終わった旨」を伝え、パスワードを入力してもらって試験開始です。問題に入る前に注意事項、操作方法などの説明が出てきます。事前に模試をやっていたため、軽く読み流しましたが、ヘルプが使えないというのを初めて知りました(笑)。
始めに受験したのはExcelです。50分を待たずに全問解くことができました。WordはExcel終了後、40分後からの開始予定でしたが、ほかに受験生がいなかったためそのまま連続でWordも受験させてもらいました。MOSは複数科目があるので、できるだけ一回で済ませられるといいですよね。休憩時間が必要な場合は、試験科目の間に時間をとるようにしましょう。余裕のある方は、休憩を挟まずに連続で受験が可能なようです(試験会場によるかもしれません)。
試験結果は、全問回答後、すぐに画面に表示されます。得点も表示されるので、自分が何ポイントで合格したのかがその場で判明します。ちなみにMOSの合格点は大体550~850といわれています。9割取れれば合格間違いなしでしょう。あっ、もちろん合否結果もその場でわかりますよ!
試験の感想と結果
Excel
今回受験したのはMOSのExcel 2010とWord 2010です。MOSはOfficeのバージョンごとに受けられるので、自分が普段使っているバージョンを選択するのが良いとおもいます。私自身、普段使っているのはOffice 2010~2013なので2010を選択しました。ちなみに一般レベルのMOSであれば、2010、2013どちらを選んでも大差はありません。
まずはExcelから受験したのですが、若干わからない設問がありました。しかし自信のあったExcelは順調に解答も進んでいき、15分ほど時間を残して全問修了しました。終了後、すぐにレポートが表示され、900/1000で余裕で合格できました(今回の合格点700)。試験官は、レポートを出し終わると通知が行くらしく、呼ばなくても来て、終了処理を行ってくれました。
Word
時間に余裕があったので、そのままWordに入れると言われ、疲れていなかったので、休憩を挟まずWord問題に入りました。
WordはExcelよりも自信がなく、設問も大分わからない問題があり、4問ほどスキップ(後回し)しました。スキップした4問以外にもいくつかわからない問題があったものの、いろいろと探し出し、なんとか10分ほど残して一旦終了。スキップした問題に戻り、的確に理解はできなかったものの、とりあえず自分の理解に基づいて解答を進めていきました。解かずに終わるのは損ですので、わからなくても自分のわかる範囲で解答しておくと良いと思います。そんなこんなで気づくと7分ぐらい時間を残して終了していました(笑)。結果は954/1000でExcelよりも良かったです(同じく合格点700)。
合格証明書について
合格証明書は1ヶ月半後ぐらいに郵送されてくるようです。まぁ証明書を待たずにその場で合否が判明するのはIT系試験のいいところですね。
試験全体的の印象
MOSは申し込みから合格までが最短で1日です。私自身、思い立ってから1週間強で受験し、無事にMOS Excel & Word を取得することができました。これほどまで迅速に申し込みから合否まで進む試験は非常に気持ちがいいです(笑)。とはいえ、内容は簡単でしたね。というか、簡単すぎるよ気がします。それなのに、受験料10,000円は高すぎます。学生の方は2割引で受験が可能ですが、それでも高すぎます。やはり以前にも書いたとおり5,000円ぐらいが妥当な気がします。世間一般でどの程度評価されているかはわかりませんが、10,000円の価値はないかなと感じました。残りPowerPointとAccessを取得すれば、全科目取得となりますが、必要性が感じられないのでしばらくは受けないでしょう。今回に関しても、必要に迫られなければ一生受けていなかったでしょう。
MOS(Microsoft Office Specialist)はこんな人におすすめ!
- 履歴書に書く資格が欲しい!
- 試験結果が早くほしい!
- パソコンは使ってきたけれど、客観的な証明が欲しい!
- 就職活動でアピールポイントが欲しい!
MOS(Microsoft Office Specialist)はMicrosoftの公式な資格です。受験料は10,000円と高めですが、申し込みから合否結果まで最短1日で完結します。就職活動などで「証明書」が必要な場合は、1か月半ほど待たなければいけませんが、履歴書へ書くだけであればその日のうちに書くことが可能となりますので、「履歴書へ書く資格がない!」という方にはおすすめの資格です。
また、デジタルネイティブ世代であれば学校などで普通にOfficeを使ってきた方も多いと思います。Officeを使えることを客観的に証明したい!といった場合にも唯一の資格ですので、取っておくと説明やアピールが楽になるでしょう。学生の方であれば、2割引で受けられますので、卒業前にぜひとってしまいましょう!
とはいえ、繰り返しにはなりますが、MOSの受験料10,000円は高すぎます!(笑)。
ちなみに私の使った参考書は下記に挙げておきます。また自分の行った1週間の対策などについては別記事にまとめてありますので、そちらも併せてごらんください。
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【最短1日!】Microsoft Office Specialist(MOS)とは?
こんばんは。訳あってMOSを受けてみることにしました。受けてみることにしたものの、正直受けるメリットがあるのかは不明です(笑)。MOSはMicrosoft Officeを使いこなせるということを客観的 ...