この記事はSEL24F18Zを購入するか検討しているけれど、高くて迷っているという人にお勧めの記事になっています。
また買ってしまいました。完全にレンズ沼へはまってしまっています(笑)。ソニーのミラーレスカメラを使っているからには、いつかは手に入れたいカールツァイスのレンズ。少々、というか入門機(α5100)を購入した自分にとってはだいぶ高いレンズなのですが、購入してしまいました。
購入したのはAPS-C専用単焦点、SEL24F18Zです。定価購入すると税込み10万円近くになる代物なので、だいぶ迷いましたが思い切って購入してしまいました。
SEL24F18Zの購入を検討している人の中には、
という人や
と考えている人も多いのではないでしょうか。この記事は、そんな方にお勧めの記事です。
SEL24F18Zはこんなレンズ
- APS-C専用なのでコンパクト
- 値段以上の満足感
- 背景がめちゃくちゃぼける!そして美しい!
- マクロから、ポートレート、風景写真まで
- 星空もとれちゃうよ
ということで細かく見ていきましょう。ちなみに、この記事でも作例をいくつか紹介しますが、別記事で作例をふんだんに使った紹介をしていますので、併せて参考にしてみてください。
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【作例付き】SEL24F18Zおすすめの撮影シーン
こんにちは。ソニーのAPS-Cミラーレス用神レンズといったら、やっぱりカールツァイスのSEL24F18Zですよね。私自身、めちゃくちゃ気に入っていて購入してからはほとんどこのレンズしか使っていません。 ...
ちょっと余談。カールツァイスのレンズとは?
本題に入る前にちょっと余談です。カールツァイスのレンズはその解像力、描写力、コントラストどれをとっても非常に優れています。SONYの公式サイトでは、
「カールツァイスレンズ」。それは、写真を趣味にしているものにとって長年あこがれの的だった。ー中略ーツァイスのレンズで撮影した立体感、実在感は伝説となっている。
公式サイトのうたい文句通り、カールツァイスのレンズで撮影した写真はどれも一目ぼれしてしまうほど美しいです。素人がとった写真でも、明らかにほかのレンズとは違うぐらい明確に差が出るのです。
最近SONYは独自のGレンズの開発を進めていますが、カールツァイスのレンズはGレンズとはまた違った美しさ、コントラストの高さを誇っています。
そんなわけで、SONYのカメラを使っているのなら、カールツァイスのレンズは絶対に使うべきなのです。
SEL24F18Z(Sonnar T * Emm F1.8 ZA)
それでは、本題のSEL24F18Zのレビューに入っていきましょう。まずは軽くスペックから。
焦点距離 | 24mm(35mm換算37mm) |
開放絞り (F値) | 1.8 |
最短撮影距離 | 16cm |
最大撮影倍率 (倍) | 0.25 |
フィルター径 | 49mm |
重さ | 225g |
サイズ | 63x65.5 mm |
その他 | 手振れ補正無し、APS-C専用 |
まぁそんな数値を並べられても、よくわからないですよね。数値なんて、あくまでも数値です。ということで、SEL24F18Zのスペックを簡単にわかりやすく説明すると、
背景がとにかくぼける!そして美しい。それでいて、マクロ撮影にも使えるし、画角も広いので初心者にも非常に扱いやすいレンズです。手振れ補正がないのが残念ですが、明るいのでぶれませんし、APS-C専用なのでコンパクトなレンズに仕上がっています。
サイズ感の分かりやすいように、比較画像を載せておきます。サイズはほぼ一般的なクレジットカードと同じか、ちょっと大きいぐらいのサイズです。最近SONYが力を入れているGレンズ、フルサイズ対応のレンズはサイズがとても大きいので、コンパクトさを重視する人にはお勧めの一本です。
ココに注意
ちなみに、SEL24F18ZはAPS-C専用なので、フルサイズのα7、α7Rなどで使う場合はクロップする必要があります。手振れ補正がついてないので、心配される方が多いですがα6500、α6600であればボディ内手振れ補正がありますし、その他の機種でも手振れで問題になることはほとんどありません。私自身、手振れ補正のついていないα5100を使っていますが、手振れが気になったことはありません。
SEL24F18Zのファンは非常に多いようで、私自身もそうですが一度使ったら離れることができなくなるぐらい美しい写真が取れます。kakaku.comの掲示板では、
といった声が多々聞こえてきます。語彙力がなくて申し訳ないですが、とにかくSEL24F18Zは美しいのです!
「ちょっと高いな」と思った方は、中古を購入するのもおすすめです。新品であれば、Amazonでもほかのサイトでもさほど値段に差はありませんが、中古であれば楽天が比較的安く販売しています。
背景がめちゃくちゃぼける!そして美しい!
SEL24F18Zは解放F値が1.8のため、背景がめちゃくちゃぼけます。そして、さすがはカールツァイスというべき、解放値から解像度が非常に高いです。つまり、背景ぼかしたければ、とりあえずF1.8にして撮影すればOKなのです(ほかのレンズは、解放値で解像度が下がることもおおい)。
風景写真では美しいボケが作品をより一層引き立ててくれます。逆光でもフレア・ゴーストが発生しにくいため、写真に太陽光が映っても作品をだめにすることがありません。サンプルを載せておきます。太陽光が映っても、フレア・ゴーストが発生しないということで、ここまで美しい写真を撮影できるのかと、我ながら感心してしまいました(笑)。
もちろん、背景ボケは風景写真だけでなく、ポートレートや物撮り、料理写真などでも有効です。料理は無駄なものがぼけるため、料理に集中させることができますし、ポートレートはモデルの美しさをより一層引き立ててくれます。
マクロから、ポートレート、風景写真まで
また、SEL24F18Zは最短撮影距離が16cmなので実はマクロ的撮影もすることができます。
それでいて広角レンズですので風景写真はもちろん、ポートレートもお任せです。ポートレートには通常換算50mm以上(APS-Cで35mm前後)のレンズがおすすめといわれていますが、SEL24F18Zは非常にぼけが美しいので、ポートレートでもきれいな写真が撮影できます。肖像権の関係上、サンプルは上げることができませんがSEL24F18Zでも十分きれいなポートレートを撮影することができます。
なお、SEL24F18Z同様解像度の高いレンズで、コントラストの高いのはSEL55F18Zというレンズです。風景写真などではなく、本格的にポートレートを撮影したいという方には、SEL55F18Zがおすすめです。55mmなので初心者には少々扱いづらいですが、人物撮影をマジで極めたい人にはお勧めの一本です。
星空もとれちゃうよ
最後ですがSEL24F18Zは解像度が高く、広角、さらに明るいレンズなのでもちろん星空もとれてしまいます。
私の持っているカメラはα5100という入門機なのですが、それでもここまできれいに星空を撮影することができます。SEL24F18Zを使った星空撮影の方法や必要機材については別記事で紹介していますので、興味のある方は確認してみてください。
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カールツァイスの単焦点SEL24F18Zで星空を撮影する方法と必要機材
この記事はソニーのミラーレス一眼とカールツァイスの単焦点SEL24F18Zで星空を撮影する方法を探している人にお勧めの記事になっています。 SONYのミラーレス一眼とカールツァイスの単焦点SEL24F ...
まとめ
SEL24F18Zは使った人を虜にしてしまう、恐ろしいレンズです。値段は10万弱(約8万円ちょっと)で安くはないですが、興味のある方は購入してみてください。8万円はちょっと高いなぁ、、、という人は1日2千円からレンタルすることもできます。レンタルしてみて気に入ったら購入すればいいですしね。個人的にはやはり新品を購入するのをお勧めしますが、信頼できるお店で購入すれば中古でも全然問題ないと思いますよ。
SONYのAPS-Cミラーレス(α6000、α6400、α6500など)を持っている方はぜひ検討してみて下さい。
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