こんにちは。早いもので2018年もあと一か月で終わりですね。2018年はどのような一年でしたでしょうか。12月といえばクリスマス、クリスマスといえばイルミネーションですよね。カメラ好きとしてはイルミネーションをきれいに撮影したいですよね。そこで、今回はイルミネーションをきれいに撮影するためのテクニックを紹介します。
イルミネーション撮影なら単焦点レンズとクロスフィルターを使おう
ミラーレス一眼や一眼レフを持っていると、それだけでもきれいにイルミネーションを撮影することができます。でも、f値の明るい単焦点レンズやクロスフィルターを使えば、さらにプロフェッショナルなイルミネーションを撮影することが可能です。ミラーレス一眼や一眼レフを持っている方は、この機会に単焦点レンズとクロスフィルターを用意しましょう。
単焦点レンズとは?
単焦点レンズはざっくり説明すると、ズーム機能のついていないレンズです。ズーム機能がない分、解像度がキレイな写真を撮影することができます。また、背景ボケの美しいレンズや暗いところでの撮影にも強いのが特徴です。
クロスフィルターって?
クロスフィルターはイルミネーションや街灯などの光にキラキラを追加してくれるフィルターのことです。類似したフィルターとして、スノーフィルターというのもあります。
クロスフィルターを使うと、通常のイルミネーションが下のようにキラキラを追加して撮影することが可能になります。
α5100を使ってイルミネーションを撮影
私の持っているのはSONYのミラーレス一眼、α5100 ILCE-5100です。ここで紹介するのはα5100を前提として記事を書いていますが、そのほかのミラーレス一眼(α6000, α6500)などでも同じように撮影することができます。
用意する機材
- α5100 ILCE-5100
- SEL35F18 もしくは SEL24F18Z
- クロスフィルター
α5100の撮影設定
- 撮影モード:フォーカス優先モード(A)
- F値:解放
- ISO 100~320
- 解像度:JPEG+RAW
α5100を使ったイルミネーション撮影
イルミネーション撮影におすすめのレンズやフィルターについては後述しますが、まずは撮影方法から説明していきたいと思います。
撮影はフォーカス優先モード(A)で撮影します。フォーカスを絞ってもきれいですが、ISOを高くしないと手振れが発生してしまうため、絞って撮影する場合は三脚などを用意するようにしましょう。
保存形式はあとからの編集も考え、JPEG+RAWにしておくとよいでしょう。
近景イルミネーションの撮影
近景でのイルミネーションを撮影する場合は、フォーカスは解放します。F値を1.8~2.2前後で撮影すると背景がぼけて美しく撮影することができます。
クロスフィルターを使う場合もフォーカスを解放して撮影するときれいなキラキラを演出することができます。
ISO設定もISO100~320前後に設定するとよいでしょう。
遠景イルミネーションの撮影
反対に、遠景イルミネーションの撮影の場合はある程度フォーカスを絞ったほうが美しく撮影することができます。フォーカスはF5.6~F11前後が良いでしょう。
ISO設定は100~320前後で押さえておくことをお勧めします。ISO感度を高めすぎるとノイズが発生してしまうため、細かいイルミネーションがぼやけてしまう恐れがあります。
そのため、遠景イルミネーションの撮影をする場合は三脚などを使って撮影することをお勧めします。
α5100におすすめ機材
イルミネーション撮影におすすめの単焦点レンズ
α5100を使ってイルミネーションを撮影するには、単焦点レンズが必要になります。おすすめはSEL35F18という4万円前後で購入できる単焦点レンズです。
少々高いですが、美しいボケを楽しみたい場合は、カールツァイスのSEL24F18ZやSEL55F18Zもおすすめです。私が過去に使ったのは、SEL35F18、SEL24F18Zです。
SEL35F18をAmazonで購入するSEL35F18やSEL24F18Zについての詳細レビューは別記事にまとめてありますので合わせて確認してみてください。
イルミネーション撮影におすすめのクロスフィルター
クロスフィルターがなくても十分きれいに撮影することができますが、折角ですのでクロスフィルターも用意しておくとよいでしょう。前項で紹介したSEL35F18やSEL24F18Zのフィルター径は49mmです。購入する際はフィルター径に注意しましょう。
まとめ
イルミネーションは写真好きにはもってこいの被写体です。せっかくですので単焦点レンズ、クロスフィルターを使ってイルミネーション撮影に出かけてみてはいかがですか。