この記事はサハラ砂漠で写真撮影をしたい!でも、砂対策が心配。という方にお勧めの記事になっています。もちろん、サハラ砂漠でなくても、そのほかの砂丘でも応用可能な内容になりますので参考にしてみてください。
サハラ砂漠、皆さんはどのようなイメージを抱いていますか?サハラ砂漠はとても美しく、一生に一度は訪れるべき絶景ポイントです。晴れていれば言葉にできないぐらい美しい満天の星空と、美しい日の入り・日の出を楽しむことができます。
そんなサハラ砂漠へはるばる日本から来るのですから、ぜひともカメラに収めておきたいですよね。写真好きとなればなおさらかと思います。
しかし、サハラの砂はとても細かく、カメラはもちろん電子機器をことごとく破壊してしまうことでも恐れられています。そこで、ここでは実際にサハラ砂漠で一晩を過ごし、星空の撮影に成功した私が、気になる点をまとめて記事にしてみました。
結論から言ってしまうと、砂の影響は天候に大きく左右されます。
サハラ砂漠で絶景を!満点の星空と神秘的な砂丘
サハラ砂漠はぜひとも訪れてほしい絶景の一つです。周りに何もないため、満天の星空を楽しむことができます。冬はオリオン座、夏は天の川がとても美しく、感動を覚えます。日本からは少し遠いですが、機会があればぜひ来てみてください。世界の絶景の一つにも選ばれています。
また、サハラ砂漠から眺める日の入り・日の出は息をのむ美しさです。日本では決して味わうことのできない神秘的な体験をしてみましょう。
カメラの注意点
せっかく日本からはるばるサハラ砂漠まで行くとなると、ぜひとも写真に残しておきたいですよね。まして日本では決して眺めることのできない満天の星空となれば、何としても記録に残しておきたいと思うのが自然ではないでしょうか。しかし、サハラの砂は非常に細かく機械類をことごとく破壊させることでも有名です。そこで、この記事ではカメラの保護の仕方を細かく説明していきます。
なお、前述したように天候によって大きく左右されるので、空気が湿っていて風がなければ防御せずとも故障することはありません。とはいえ、落としてしまったり、転んでしまったりした時のことを考え、できるだけ防御していくようにしましょう。
また、もしこれからカメラを購入するというのであれば、防塵対応の機種を購入することをお勧めします。
コンパクトデジカメの場合、レンズが伸びるタイプのものは砂に弱いですので避けた方がよいでしょう。スマホのカメラのようにズームしてもレンズが伸びてこないものがお勧めです。
ミラーレスや一眼レフの場合、きちんと防塵対応のものでないと、ダメージが大きいです。一眼レフは高価ですので、できれば防塵対応のものを持っていくことをお勧めします。お勧めの機種はオリンパスのOM-Dシリーズです。こちらはプロのカメラマンも使う機種で、防塵には非常に高い評価を得ています。
OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M5 MarkII ボディー ブラック E-M5 MarkIIBody BLK
カメラの保護の仕方
可能であれば、防塵対応のカメラを入手することをお勧めしますが、もし防塵未対応のカメラを持っていく場合は参考にしてみてください。
レベル1:簡易保護
ジップロックは必ず持っていくようにしましょう。カメラ本体を入れるのももちろんですが、付属品やほかの電子機器を砂から防御するためにもジップロックは必須です。たとえ風がなく、転ぶこととかなかったとしても、少なからず砂を防いでくれますので是非持っていくようにしましょう。
ジップロックでカメラを保護する場合、ビニールが一枚挟んでしまうため、撮影はあまりきれいにできません。したがって、ジップロックはあくまでも移動時の保護です。実際に撮影する際は、天候を見たうえでジップロックから取り出して撮影をするほうが良いでしょう。
レベル2:完全防御
次に、使っているカメラで防水ケースがある場合、それを用意しておきましょう。防水タイプであれば砂の侵入は防ぐことができます。ただし、サハラの砂は非常に細かく、乾燥していると静電気で付着してしまいますので、防水ケースから取り出す際は外側の砂を十分落としてから取り出すようにしましょう。
補足:帰国後クリーニング
ここでは既存のカメラの砂から防御する方法を紹介しました。砂の影響は天候に大きく左右されるので、運が良ければ全く対策をしなくても十分問題ありません。それでも、わずかな砂がまぎれこんでしまう可能性は否定できませんので、帰国後は念のためメーカーのクリーニングサービスに出すことをお勧めします。