この記事はリスボンでトランジット予定だけど、接続待ち中にリスボン市内を観光できるのか気になっている人にお勧めの記事になっています。結論から言うと、リスボン市内であれば十分可能です。
改めましてこんにちは。日本からのフライトだとあまりリスボン経由という便はないかと思いますが、周遊チケットなどで海外を旅行している際にリスボン経由になったとき、せっかくだから待ち時間を有効活用して観光をしたいですよね。しかも、あまり行くことのないリスボンとなればなおさらです。ということで、トランジットでリスボン経由になったときにリスボン市内を観光する方法を紹介します!私はミラノからカサブランカまでのフライトで、リスボン経由となり5時間待ちでしたが、Uberを使い市内をサクッとですが観光できたのでその経験をもとに注意点など紹介したいと思います。
リスボンでトランジット!何時間あれば観光できる!?
切符を手配する前で自由に接続時間を調整できるのであれば、観光に必要な時間をまずは知りたいですよね。リスボンの空港は市街地から離れて位置していますが、車でおおよそ20分前後のところにあります。したがって、どんな観光をしたいかによりますが、極論を言ってしまえば40分あれば市内へ行って帰ってくることができるのです(笑) 。
例えばリスボンの観光スポットの一つでもあるヴァスコ・ダ・ガマタワーまでは空港から5Kmほどで、タクシーを使えば10分前後で見に行くことができます。何か所も観光地を回るというのはさすがに難しいかもしれませんが、せっかくの経由時間を有効活用したい!という場合はぜひ挑戦してみてください。
空港からの所要時間と観光に必要な目安時間をまとめてみましたので参考にしてみてください。
観光地 | 空港からの所要時間 | 観光目安 |
サン・ジョルジェ城 | 20分 | 40分~ |
アウグスタ通り | 18分 | 30分~ |
発見のモニュメント | 20分 | 30分~ |
ベレンの塔 | 20分 | 30分~ |
ロカ岬 | 50分 | 20分~ |
リスボン水族館 | 10分 | 60分~ |
どうでしょう?意外と3時間弱あれば観光できるものです。あとは国際線の場合は出国審査などの時間も考慮して+1時間半ぐらいは見ておくとよいでしょう。
少しでも時間を節約―Uberを使おう!
接続待ち時間で観光となると、少しでも時間を節約したいですよね。リスボンの交通はしっかり整備されていて、バス、地下鉄、タクシーを選ぶことができます。しかし、少しでも時間を節約したいというのであれば、Uberを使うことをお勧めします。
Uberがおすすめな理由
ポルトガルでは、Uber以外にもBoltやmytaxiといった配車アプリが普及しています。しかし、空港での待ち時間などを考慮するとUberが最適なのです。
Uberは都市によって料金が異なりますが、リスボンでは比較的安く使用することができ正規のタクシーと同程度の料金で乗ることができます。例えば、空港から市内までだと11ユーロほどで乗ることができます。
また、空港から利用する場合は、利用する時間帯にもよりますが日中であればほぼ待ち時間なく乗ることができます。限られた接続時間ですから、少しでも無駄な時間にはしたくないですよね。
Uberなら予約ということもできるので、チェックアウトが終わりそうなタイミングで5分先や10分先で予約しておくとさらにスムーズに手配することが可能です。
トランジット待ちで観光する際の注意点
まずは具体的なUberの使い方に入る前に、注意点を述べておきます。ここではUberを使った市内へのアクセスと観光について説明します。そのため、大前提として携帯のネット接続が必要となります。旅行へ行く前に海外でのローミングが可能なように設定しておきましょう。
日本の多くのキャリアは24時間1980円前後で使えますので、限られた時間で現地SIMを調達するよりはローミングを使ったほうが良いでしょう。
バッテリー残量
ネット接続と合わせ、バッテリ残量にも注意してください。私自身、観光したのはよいものの、バッテリが切れてしまい配車できず、カフェで電気を借りましたから(苦笑)。トラブルを避けるためにも、最低でも50%、できればバックアップ用ポータブルバッテリなども持っているとより安心です。
スリに注意
限られた時間で観光しますから、通常の観光よりも注意が散漫になりがちです。しかし、スリやひったくりには十分注意しましょう。万一被害にあってしまった場合、予定のフライトに乗れなくなるだけでなく、パスポートの再発行など時間をとられてしまいますので、できれば人込みは避けたほうが良いでしょう。
現金を持つ
ポルトガルはユーロ圏です。日本よりカードが発達しているとはいえ、やはりカードよりも現金のほうが安心です。もし、トランジットで観光を考えているのであれば、事前に数百ユーロぐらい両替しておくとよいでしょう。
接続待ちで観光をする方法
接続待ちで観光をする方法ですが、接続方法によって異なりますので説明をします。ポルトガルはシェンゲン協定圏内ですので、シェンゲン協定加盟国間へのトランジットの場合、入出国審査は不要です。ポルトガルで入国審査をしたのち、接続線へは出国審査なしで搭乗できます。
反対にシェンゲン協定非加盟国への接続の場合、入国審査をして観光をしたのち、再度出国審査が必要になりますのでご注意ください。
Uber配車
Uberを使う場合、到着ゲートから出発ゲートへ移動する必要があります。通常のバス、タクシーなどは到着ゲートで乗ることができますが、Uberは出発ゲートになりますので注意してください。
場所については、出発ゲートへ上り、すぐの出口を出てまっすぐ行った駐車場になります。少々わかりづらいですが、こちらの動画が解説をしてくれていますので参考にしてみてください。
観光を楽しむ
Uberで配車して目的についたら限られた時間で観光を楽しんでください。でも、もちろん接続のフライトには乗り遅れないように注意してくださいね。