こんにちは。世界初QLED搭載のサムスンGalaxy Book ionを購入したアメンボです。今回はGalaxy Book ionの開封レビューをしていきたいと思います。
このノートパソコンの一番の特徴は、世界初QLED搭載でありながらとても軽量にできているということです。
3年ほどTFT液晶のノートパソコンを使ってきたので、次買うのはディスプレイのきれいな機種が良いということで見つけたのがこちらの機種でした。残念ながら日本ではまだ発売されていない機種です。
※日本では発売されていないですが、電波を発するWi-Fiモデムはしっかりと技適認証を受けていました。
自分がノートパソコンを購入する際のポイントは4つ
- テンキーがある
- 15インチ以上(サイズが小さいと作業が大変なので)
- 軽量かつ薄型であること(優先度低め)
- ディスプレイがキレイ(前回の機種で失敗したので)
今回購入したGalaxy Book ionはすべて備わっていて、さらに15インチモデルとしては世界最軽量クラス、しかもバッテリ駆動時間が22時間という高スペックでしたので購入に至りました。
ちなみにGalaxy Book Ionの機能について詳しく解説した記事はウェブサイトのほうで公開していますので合わせて確認してみてください。
またYouTubeにもレビュー動画を投稿していますので、視聴&高評価、チャンネル登録していただけたら嬉しいです。
Galaxy Book ion開封レビュー
それではレビューしていきましょう。
私が購入したのはGalaxy Book ionの最高スペックモデルのNT950XCJ-X716Cです。
まずは外箱から。HPやDELLなどは普通の段ボール箱で送られてきますが、SAMSUNGの外箱はAppleのMacbookのような真っ白な外箱です。
中身はこんな感じになっていました。
そしておまけとしてレザーケースが付属していました。ちょっと使いにくいので使わないとは思いますが。。。
パソコンを取り出すと、説明書、ACアダプタ、Bluetoothマウスが入ってます。BluetoothマウスはBlue LEDを使っている高性能マウスでした。なおマウスはオプションですので、購入する際は通常は付属しませんのでご注意ください。
韓国で発売されているモデルなので、当然説明書も韓国語です。全然読めません。
ACアダプタも韓国のプラグ(タイプC)なので変換アダプタが必要です。あとで小型互換アダプタでも購入しようかな。。
付属品はこんな感じです。すべて白でそろえられていて、統一感があります。
本体の重量が約1.2 Kg、ACアダプタは125gありました。併せて1.5 Kg弱ですので、モバイルパソコンとしては上出来ではないでしょうか。
裏面はこんな感じになっていました。拡張用にSSDスロット、メモリスロットがそれぞれ存在するようですが、基本的には分解しないと追加できないようです。
右側面にはUSB 3.0、micro SDカードスロットがあります。カードスロットはスマートフォンなどのスロットと同様で、ピンを使って出し入れします。データの取り込み用というよりか、補助記憶用のイメージですね。それからスピーカーがありました。これが意外と音質いい。
左側面は電源プラグ、HDMI、そしてThunderbolt 3(USB Type C)、イヤホンジャックがありました。USB Type-CはPower Deliveryには対応してませんでした。
日本だとD-SUB端子があったほうがいいのかもしれませんが、このモデルはHDMIのみです。D-SUBが必要な場合アダプタが必要になります。
もちろんモバイルモデルなので光学ドライブ(DVDなど)はついていません。最近ではほとんど使わなくなったので、なくても困らないでしょう。
Galaxy Book ion のスペック
それでは中身を見ていく前にスペックを確認しておきましょう。
- OS:Windows10 Home 64ビット版
- CPU:Intel Core i7-10510U
- グラフィック:NVIDIA GeForce MX250
- メモリ:16GB(オンボード16GB)デュアルチャンネル対応
- ストレージ:約1TB SSD
- 光学ドライブ:なし
- ディスプレイ:6型ワイド フルHD(1920×1080)QLED光沢液晶
- カメラ:フルHD Webカメラ内蔵(有効画素数 約100万画素)
- バッテリ:内蔵バッテリ リチウムイオン 69Wh
- 駆動時間:約22時間
- サイズ:横309×奥行212×高さ5mm
- 質量:約747g~約934g
写真を撮り忘れてしまいましたが、電源を入れると言語選択オプションがありました。韓国モデルなので、日本語にできないかもと思いましたが、日本語、英語、韓国語の選択肢がありました。
搭載OSはWindows 10 Home(韓国だとWindows 10 NKなどがあるので注意が必要です)でした。
さすがにM.2 SSDは早いです。そしてなんといってもディスプレイがキレイ。美しすぎる。最大600nitsに対応したディスプレイは屋外でもくっきり見えるようになっています。ちなみに600nitsにするには屋外モードをオンにする必要がありました。屋内でオンにするとまぶしすぎるぐらいです。
キーボードは韓国モデルなので、韓国語が刻印されています。キー配列は英語キーボードと一緒ですね。タッチタイピングができる場合はほとんど問題ないでしょう。ちょっと気になるのはEnterキーのサイズぐらいかな。
ちなみに、日本語入力の切り替えで使っていた「半角・全角」キーはないので、Caps Lockキーを使うことになります。
キーボードを使ってみた感想としては、ちょっとキーストロークが浅い印象でした。これは好みもあるでしょうが、今までのパソコンからするとちょっと慣れるまで時間がかかりそうです。
スピーカーは予想以上に高音質でした。薄型なのでたかが知れてるだろうと思っていましたが、最大5W×2の捨てれをスピーカーの音質には驚きました。この薄いパソコンでここまで高音質が出せるとは驚きです。
いろいろいじってみると、SAMSUNGにもVAIOのようなバッテリ管理機能があることが分かりました。これでバッテリの耐久年数を延ばすことができます。
しばらく使ってみた感想
ちょっと高い買い物でしたが、良い買い物だったと思います。SAMSUNGはスマートフォンのGalaxyでバッテリ問題が発生するなど、日本ではあまり好まれてないようですがテレビやスマートフォンでは世界トップ企業です。
バッテリに関してはまだもうしばらく注視する必要があるかなと思いますが、その点を除けば全体として非常に良い機種だと思います。スペックには妥協していないのに、サイズの追及もあきらめていない非常に良い機種です。
なんといっても、世界で初めて搭載したQLEDのディスプレイは美しすぎます。5年ほど使えればいいなと思っていますが、次に購入する機種もQLEDのものを購入したいですね。
ちなみにQLEDではないですが、QLED以上にディスプレイの美しいOLED(有機EL)を搭載したパソコンは日本メーカーも出しています。ディスプレイの美しいノートパソコンについては別記事でまとめていますので合わせて確認してみてください。