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写真を始めたら一緒にパソコンもそろえよう!ミラーレス一眼と一緒に揃えたいノートパソコン

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この記事は写真を始めたけれど、どうせなら写真を楽しむためのパソコンも新調したいという方にお勧めの記事になっています。

こんにちは。ミラーレス一眼α5100を5年弱ほど使っているアメンボです。α5100は一眼レフ入門機ですが、そのカメラで撮れる写真の美しさにびっくりしたものです。写真の楽しみ方は人それぞれかと思いますが、写真が趣味、もしくは写真を始めたいという人の中には、

アメンボ
パソコンで見る写真ってどうしても色がかすんで見えるんだよなぁ

という方や、

アメンボ
絶景を写真に収めたのに、パソコンやスマホで見る写真はなぜか鮮やかさに欠けるなぁ

と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回はそんな人のために、より鮮やかに写真を楽しむためのとっておきのパソコンを紹介します。

今回の記事はこんな感じ

  • 写真をプリントアウトせず、パソコンで楽しむには色域(Adobe RGB)が大事
  • 鮮やかな色を再現できるのは、QLED(量子ドット)もしくは有機EL(OLED)のパソコン
  • 値段はちょっと高めだけど、十分価値あり
  • 安くてお勧めはNECのLAVIE VEGAもしくはGIGABYTEのAERO 15

それでは詳しく見ていきましょう。

写真をパソコンで楽しむためのポイントは色域

皆さんはミラーレス一眼やスマートフォンで撮影した写真をどのように楽しんでいますか?私は基本的にプリントアウトせず、パソコンに取り込んでスライドショーなどにして楽しんでいます。

そうすると、せっかく良いカメラで撮ったのに、パソコンで映し出せる写真ってどうしても限界があるんですよね。それでも普通のカメラやスマホで撮影したものよりかはきれいですので、十分楽しめますがどうせなら、撮影した写真がもっと鮮やかに再現できたらうれしいですよね。

なぜパソコンやスマートフォンで表示する写真はどうしてもかすんでしまうのか。もちろん理由は様々ですが、一眼レフやミラーレスといった良いカメラを使っている場合、原因はパソコン側にある可能性が高いのです。

パソコンで表示する写真がかすんで見える原因は、表示できる色に限界があるためです。

色域 Adobe RGB sRGB DCI-P3

色域 Adobe RGB sRGB DCI-P3

上の図で色がついている部分が私たち人間が認識できる色の範囲です。これを色域といいます。そしてその中で、sRGBと書かれている三角が現在多くのパソコンやディスプレイモニターが表示できる色の範囲です。

こうしてみると、一般的に使われているパソコンがいかに狭い範囲の色しか表せないのかがよくわかりますよね。そして安いノートパソコンなどの場合、そのサイズの制約などもありsRGBと書かれている三角のさらに70%ほどしか表示できないパソコンも実は多いのです。

つまりよりきれいな写真をパソコンで鑑賞したい場合は、より広い三角の色域を表示できるディスプレイ/パソコンを選べばよいわけです。

現在、ディスプレイで最も広い色域を表示できるのが、Adobe RGB 100%やDCI-P3 100%といった規格です。先ほどの図を見ていただければわかると思いますが、Adobe RGBやDCI-P3はより広い三角形を持っていますよね。それはより私たちの認識できる色に近いということなのです。

Adobe RGBとDCI-P3は厳密にはわずかに異なりますが、単に写真をきれいに映し出したいという場合、両者の違いはさほど気にする必要はないでしょう。

※クリエイターやプロのカメラマンを目指す方は別です

2020年現在、数は多くありませんがAdobe RGBカバー率100%、DCI-P3カバー率100%というノートパソコンはいくつか存在します。

写真を始めるタイミングで買うならNEC LAVIE VEGA

2020年1月にNECが非常に面白いノートパソコンを発表しました。それがLAVIE VEGA 有機EL対応モデルです。こちらのモデルは前述した色域がDCI-P3カバー100%を実現しています。それだけでなく4Kの高解像度、高精細のディスプレイを搭載しているため、写真鑑賞にはとっておきの一台になっています。

また、写真編集やRAW現像に必要なAdobe Lightroom、Adobe Photoshopが1年間使えるライセンスも付属するため、まさに写真を始める、もしくはこれから写真をパソコンで楽しみたいという人にはお勧めの一台になっているのです。

値段は20万ちょっとと少し高めですが、十分その価値はあります。もしちょっと購入がためらわれるなと思われた方は、家電量販店などで「有機EL」と表示されたパソコンを探してみてください。きっとほかのパソコンとの違いに驚くはずです。有機ELの美しさは使った人を虜にしてしまう魅力を持っています。一度使用したら、通常のディスプレイには戻れなくなってしまうでしょう。

NEC Lavie 有機EL

http://nec-lavie.jp/products/lv/より引用
NEC Lavie 有機EL

こちらはNEC Lavieの比較ではないですが、Lavie VEGA同様Adobe RGB 100%対応ディスプレイとの色の比較画像です。QLEDと書かれているのが、OLED(有機EL)同様、Adobe RGB 100%に対応しているディスプレイの色です。ほかのディスプレイと比べると、色がよりくっきり出ていることが分かります。

色域の違い

そして性能面でも最新の第9世代Intel CPUを備え、画像処理もサクサク行えます。本体サイズも厚さ18mmに収められていて、コンパクトでありながら高級感の高いアルミ天板を使用、上位モデルのLV950は鏡面仕上げのガラス天板で仕上げられていて、Macbookにも引けず劣らずのデザインになっています。

NEC Lavie VEGA 有機ELモデルのスペック

  • 色域:DCI-P3 100%
  • グラフィックス:GeForce GTX 1650
  • CPU:Core i7-9750H(Passmark Score 11,540)
  • メモリ:8 GB
  • ストレージSSD: 512GB
  • 薄さ:18.3mm
  • 重量:1.9 Kg
  • バッテリ駆動:10時間
  • その他:Yamaha Audio Engine搭載

NEC Lavie VEGAは写真を趣味にしている人にはぜひ使っていただきたい一台です。

記事執筆時点ではAmazonや楽天では配送まで1~2か月かかる店舗が多かったです。即日配送が可能なのはヤマダウェブコムでしたのでリンクを載せておきます。なお、NEC Direct(NECダイレクト)であればスペックを細かくカスタマイズして注文することが可能です。NEC Lavie VEGAには有機ELでないモデルも存在しますので、NEC Directからカスタマイズする際は注意してください。

安くてディスプレイがキレイなのはGIGABYTE AERO 15 OLED

ストレージの容量が256GBと少し少なめですが、ディスプレイがキレイで安いパソコンが欲しいという方にお勧めなのがGIGABYTEのAERO 15です。記事執筆時点でキャンペーンを実施していて、なんと14万円強で4K有機EL搭載のノートパソコンが買えてしまうのです。

20万は出せないけれど、15万ぐらいならというアマチュアフォトグラファーはぜひ検討してみてください。もちろんストレージ以外のスペックは妥協していません。CPUは最新の第9世代Core i7シリーズを搭載し、ディスプレイはもちろんAdobe RGBを100%カバーしています。

GIGABYTEは主にゲーマー向けのパソコンを作っています。こちらのモデルはクリエイター向けにリデザインされていますが、それでもやはり若干ゲーマー色が残っていて、派手な印象です。とはいえ、コストパフォーマンスでは非常に高い優秀なパソコンですので、購入して後悔はしないでしょう。

Adobe RGBに近いDCI-P3を100%カバーし、色精度もDelta E < 1 未満という非常に精度の高いチューニングが行われています。またクリエイターが良く使うAdobe 製品との互換性テストも実施しているため、互換性エラーが生じる心配もありません。そしてGIGABYTE AERO 15 OLEDはフォトグラファーにはうれしいフルサイズSDカードリーダーがついています

GIGABYTE AERO 15 OLEDのスペック

  • 色域:DCI-P3 100%
  • グラフィックス:GeForce GTX 1650
  • CPU:Core i7-9750H(Passmark Score 11,540)
  • メモリ:8 GB
  • ストレージSSD: 256GB
  • 薄さ:20mm
  • 重量:2 Kg
  • バッテリ駆動:8時間

15万弱でこのスペックのパソコンが購入できるのは非常にお得です。記事執筆時、キャンペーンかと思いますがAmazonのみほかのサイトより価格が安くなっていました。

まとめ

朝日や夕日、星空といったコントラストの高い写真を撮影する方にはぜひディスプレイのきれいなパソコンをそろえてほしいです。私もカメラを始めてずっとただのノートパソコンを使ってたのですが、先日OLED搭載のGalaxy Book ionを購入したところ、そのディスプレイの美しさに驚きました。Adobe RGB対応のノートパソコンが登場したのはここ最近ですが、カメラを趣味にしている方には、カメラだけでなく、撮影後の環境にもお金をかけてもらいたいなと思いました。

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