iPhone 6, 6 Plus がダサすぎる

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新しくデザインされたiPhone 6 が発売されてから、はや半月、電車通勤をしていると意外にも意外、多くの人が既にiPhone 6、6 Plus (面倒なので以下iPhone 6)を手にしている光景を目にすることができます。さて、ディスプレイが大きくなり、カメラが出っ張るようになり、デザイン面で賛否両論ある新iPhoneですが、皆さんどのように見ているのでしょうか。

私、アメンボ個人の意見としては、史上最もダサいiPhone、かつGalaxyにソックリなiPhoneだということです。一部には、ディスプレイの大型化を歓迎したり、NFC搭載したりとで、歓迎の意見もありますが、私は真っ向から反対の意見です。

さて、ダサいという理由を述べる前に、少しアップルの内部情報について話しておきましょう。Steve Jobs死後、ご存知のようにAppleはSteve Jobs によって指名されたCEO、Tim Cookが経営を行っています。Steve Jobs はTim Cookに引き継ぐ際、「スティーブジョブズならどうしただろう?などとは考えずに、自分が正しいと思うことをりと」と言い残したと言われています。事実、ティムクックはスティーブジョブスとは全く異なる経営を行っています。サプライチェーンを効率化し、iPhone 5、5Sでは効率化されたサプライチェーンを活かし、短期間にものすごい数のiPhoneを売りました。また、iPhone 6では念願のNFCを搭載し、ついにiPhoneで決済ができるようになりました。日本では、今更感がありますが、単にNFCを搭載するというだけではなく、Appleが独自の決済システム(Apple Pay)を市場に持ち込むことがすごいのです。これには、事前に金融界への政治的なお膳立てが必要だったと言われています。実際、そのようなお膳立てなしに搭載しても、宝の持ち腐れになる可能性が高いからです。

それだけではなく、iPhoneを取り扱うキャリアも、日本ではSoftBankだけだったのが、au、docomoも扱いだし、アメリカ、中国でも多くのキャリアが扱うようになりました。その結果、iPhoneは年々売上台数を伸ばしてきている。さらに、サプライチェーンの効率化によって、iPhone 6 では最も巨大な市場である中国で発売が延期されたにも関わらず、発売開始から3日間で1000万台を越えるiPhoneを売ることに成功している。現に、これほどの人気にも関わらず、携帯ショップでは予約なしで当日販売を行っている店舗も多く見られる。

このように、Tim Cookの経営手腕は高く評価すべきものがある。かれは、Steve Jobs とは違い、イノベーターではないが、経営者なのである。

さて、話を元に戻そう。iPhone 6 のデザインについてである。Tim Cook がCEOになってから、デザイン面の責任者であったジョナサン・アイブ氏がより重要な権限を持つようになったと言われています。その結果、iOS 7 のフラットなデザインが生まれたとも言われています。ところがです、iPhone 6のデザインはまるでSamsung のGalaxyのデザインをパックったようなデザインであり、さらにカメラ部分が出っ張っているのは頂けません。

彼のデザインの“感”が衰えてきているのでしょうか?それとも、スティーブの生前は他にデザインを担当する人がいたのでしょうか?真実はわかりません。しかし、ひとつわかるのは、Appleは機能や発売日などのために、デザインや性能を妥協するようになったということです。例えば、iOS 7 で新しく導入されたApple独自のマップ。これは内容が醜いままリリースされ、不満が噴出しました。そして、iPhone 6のカメラです。薄さを追求するために、デザイン面で妥協したと見るのが正解でしょう。また、iPhoneのカラーバリエーションにゴールドを追加したのも、中国向けの戦略だったと言われています(中国では金色がものすごい人気がある)。

最近では、Appleは長年敵対関係にあったIBMと手を組んだとの報道がありました。IBMはいまだにビジネス界では最も大きなコンピューター会社です。Microsoftがここまで大きくなれたのは、AppleがIBMと提携せず、そのこぼれ話がMicrosoftへ渡り、大型契約を結ぶことができたからだと言われています。そのIBMとAppleが手を組んだということは、今後ビジネス界ではAppleの製品が導入され、莫大な利益がアップルに入る可能性があるということです。

このように、Tim Cookは経営者としての手腕は高く評価すべきものがあります。しかし、イノベーターではありません。スティーブジョブスがいた頃のアップルとは違うのです。

だいぶ、話がそれましたが、iPhone 6 のデザインの話に戻ります。iPhone 6 のデザインは全く斬新さに欠きます。また、アップルストアや携帯ショップへ出向いてiPhoneを見ると、「あれ?Galaxyじゃないの?」と思ってしまうほど、サイズ、デザインともにGalaxyに似ています。以前、Samsungの端末を見ると、「iPhoneか?」と間違えてしまうほど、iPhoneに酷似していた時期がありました。その後、AppleはSamsungを提訴し、SamsungはAppleを逆提訴するという、戦いを繰り広げてきました。しかし、今年の8月、AppleとSamsungは両者間で争われている特許提訴について、米国以外での訴えを全て取り下げることで合意しています。ここでなんらかの取引が行われたはずです。iPhone 6 のデザインがSamsungのGalaxyに酷似してしまうため、和解に持っていったのではないでしょうか。iPhone 6 の発表前に全ての訴えを取り下げた裏には、iPhone 6 のデザインとGalaxyのデザインが酷似していることと関連があると思ってしまうのは自分だけでしょうか。

さて、仮に、関連があったとしても、今後、Appleは少し苦難の道を歩むと思います。デザインについては、少し話を脇に置いておいても、ディスプレイの巨大化で、アプリなど作り直さなければいけないものがたくさんあります。また、iOS 8のアップデートへ対応している端末は、iPhone 4S、iPhone 5、iPad mini、iPad air、iPhone 6、iPhone 6 Plusとディスプレイサイズが6種類も存在しています。また、今後、12インチのiPadが発売されるのでは?との噂もあります。ディスプレイサイズが多様化することで、アプリ開発者はそれぞれのディスプレイサイズで最適に表示されるようチューニングを行わなければいけません。アプリ開発者のみではなく、Apple自身もです。Androidでは既に、画面の多様化が進んでおり、ファブレット分野も得意としているので、さほど問題はないと思います。しかし、新たにファブレット分野に参入してきたAppleにとっては、しばらく大画面とディスプレイサイズの多様化に苦労することでしょう。

いずれにしても、iPhone 6はダサすぎます。iPhone本体のデザインだけではありません。梱包されている箱もダサすぎます。NFCが搭載されるのでFelicaにも対応するかと少し期待していましたが、それもありませんでした。また、仮に対応していても、そのためにあれほどダサいiPhoneに乗り換えるつもりはありません。自分は、いまだにiPhone 5をiOS 6 で使っています。iOS 7のデザインはどうにも気に入らないので。。。来年、iPhone 6Sでいくらか改善されるでしょうが、デザイン面で大きな変化があるとは考えられません。次に携帯を買い換えるときは、そろそろAndroidへ乗り換える時期かもしれません。

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