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ソフトバンクは違法スレスレ、もしくは違法な経営をしている-その3

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前回の続きです。

・・・・だから、SoftBankは違法スレスレ、もしくは違法な経営を行っていると私は思うのです。私は、法律には詳しくないので、実際違法なのか、スレスレなのかわからないのですが、感覚として、違法スレスレだと思うのです。

さて、消費者の目から見ると、悪徳商法のように移りますが、逆に経営者の立場で考えてみましょう。(ここでは、違法かどうかは置いておく)。

経営学を学んだことのある人なら、聞いたことがあると思います。フォード車のピント事件です。これは、フォード車が大衆車ピントに重大な欠陥があるのを認識していたにも関わらず、それを放置し、販売し続けた問題です。フォード社は、確率と賠償金を考えた際、欠陥を修復するよりも、放置して売り出し、事故が発生した場合に賠償金を支払うほうが安価であると判断しました。

これと同じ、もしくは、意図的にこれと似たようなことをソフトバンクが行っているのではないでしょうか。最も、ソフトバンクの場合、人命には関わらないので、いくらか、軽いかもしれないが。

つまり、過大広告や、契約の際の説明不足などで消費者が余計に料金を支払うことになったとしても、消費者の中で、その事実に気づき、クレームを言ってくる消費者と、そのまま、泣き寝入り(もしくは気づかずに支払う)する消費者のほうが多い。また、クレームを言ってくる消費者にも、迅速に料金を返還すれば、裁判沙汰にはならないし、消費者センターに相談に行かれるリスクも軽減できる。

このように考え、実際に統計上、このような結果になったとき、利益を追求する経営者としては、当然のことを行っているのではないだろうか(倫理的なことを考慮しない場合)。

従って、私自身は、ソフトバンクは好きではないけれど、孫正義の経営手腕はそれなりに評価の価値があるし、経営学などでも取り上げられてしかるべきであると思うのである。

 

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