一発合格!個人情報保護士認定試験の内容と難易度について

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個人情報保護法

こんにちは。学生時代にクレジットカード会社でアルバイトをし、それがきっかけで社会人になってから個人情報保護士認定試験を受験しました。個人情報保護士認定試験は、個人情報の取扱いに関する知識が問われる試験で、金融系や通信販売など様々な業界で需要が高まっています。初めての受験でしたが、無事一発合格することができました。無事合格することができたので、内容や勉強方法、感想を記事にしたいと思います。

サクッと説明:難易度と勉強時間は?

個人情報保護士認定試験は、全日本情報学習振興協会の実施している試験で、個人情報に関する法令、個人情報の取り扱いに関する実務上の問題、個人情報データを保護するための管理に関する問題が出題されます。難易度としてはJIS Q 15001 (個人情報保護)およびISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)に準拠した会社での実務経験1年以上といったところかと思います。

合格率は近年4割前後で推移しています。合格率からみると、そこまで難易度の高い試験ではありませんが、内容として個人情報の取り扱い方法(情報技術系の知識)が問われるため、合格するためには個人情報のみに知識ではなく、マネジメント、情報技術(IT)の知識が必要となります。

合格率 4割前後
知識 JIS Q 15001/ISO 27001準拠の会社で1年程度
勉強時間 1ヵ月~

徹底解析:個人情報保護士認定試験とは?

個人情報保護士は、個人情報の保護に精通し、適正な取扱や安全管理を身に付けたエキスパートである証明です。 ー全日本情報学習振興協会オフィシャルサイトより

とあるように、個人情報に関するあらゆる知識を問われる民間資格です。近年、ビッグデータの活用が進み、ますます個人情報保護の重要性は高まっています。企業などで個人情報が流出する事件などもあり、個人情報を適切に取り扱える個人情報保護士の需要は今後ますます高まっていくことが見込まれます。

個人上保護に関する環境は常に変化しているため、個人上保護士認定試験の資格有効期限は2年間となっています。その間に、講習を受けることで更新することで資格を維持することができます。

申し込みについて

試験は年4回実施されていて、日本全国で20か所前後会場があります。申し込みはインターネットのほか、郵送でも申し込みを受け付けしています。受験料は税抜き10,000円(2018年9月時点)。申し込み締め切りは試験の約40日前までとなっています。

インターネットでの申し込みは全日本情報学習振興協会のホームページ右側のメニューから「試験・対策講座申し込み」から進みます。

個人情報保護士の難易度と合格率

個人情報保護士の難易度としては、合格率が4割前後で推移しているところから一定の難易度であることが伺えます。勉強すれば決して難しい試験ではありませんが、それなりの知識と経験が問われる試験となっています。

試験範囲

試験範囲は幅広いですが、大きく2つのセクションに分かれています。

課題I 個人情報保護の総論

ここでは、個人情報保護の需要が高まった背景、個人情報保護に関する法令など幅広い知識が問われます。

課題II 個人情報保護の対策と情報セキュリティ

マイナンバーここでは、個人情報保護に関する具体的な対応が問われます。例えば、リスクの種類(誤操作やサイバー攻撃による流出など)や会社組織としての具体的な対策の取り方などが問われます。

課題I、課題IIそれぞれで7割取得で合格となります。仮に課題Iが満点でも、課題IIが7割に満たない場合不合格となります。(なお今までは8割以上で合格でした)。

試験について細かい出題内容は公式サイトに載っていますのでそちらも併せて参考にしてください。

個人情報保護士はこんな人におすすめ!

  • 個人情報を取り扱う企業で働いている(具体的にはB to Cビジネス)
  • 金融系の企業で働いている/就職を考えている
  • 就活や転職でアピールポイントが欲しい!

個人情報に関する幅広い知識を問う試験ですが、知名度はあまり高くありません。金融系の企業や大手B to C企業などでは個人情報保護士を義務化しているところもありますが、全国的にはあまり知名度はありません。

とはいえ、大なり小なり、すべての企業で個人情報を取り扱っています。またビッグデータの活用により、今後ますます情報管理の在り方は問われるようになるでしょう。サイバー攻撃などの脅威は決してなくなりません。ますます進む情報化社会の中であって損はない資格です。また、資格の名前からも就職や転職の際の面接で話題に上がること間違いなしです!

個人情報保護士の勉強方法

個人情報保護士の試験は法令に関する問題が多くなります。試験はすべて選択式ですが、理解の難しい問題も多くあるため本格的に勉強をしなければ合格は難しいかもしれません。勉強時間の目安としては、20時間、大体1か月程度収取中して勉強をすれば合格は可能です。

専門用語などが多く出てくるため、用語の理解、それから反復練習が合格への近道です。

おすすめの参考書は、オフィシャルの物を使うことをお勧めします。また、参考書の補助教材として、ユーキャンの出しているiPhone/Androidのアプリを活用しましょう。なお個人情報保護士の試験は法改正などで内容が常に変わります。そのため、テキストも必ず最新のものを利用するようにしましょう。

私は公式のテキストと、公式過去問、ユーキャンのアプリの3点で合格することができました。

参考書

個人情報保護士認定試験公認テキスト―全日本情報学習振興協会版

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坂東 利国, 水町 雅子
2,376円(11/15 17:24時点)
発売日: 2017/05/01
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改訂4版 個人情報保護士認定試験公式精選過去問題集

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2,808円(11/15 17:24時点)
発売日: 2018/03/25
Amazonの情報を掲載しています

iPhone/Androidアプリ

アプリの使い方

1.ユーキャンのアプリをインストールすると、アプリの右下に「資格本アプリストア」というボタンがありますのでそこをタップしてください。

2.さらにその中で教材を選択する画面が出てきます。そこから個人情報保護士第2版を選択してください。

3.費用はiPhone版Android版共に840円です(2018年9月時点)。購入するをタップし、購入を進めてください。

4.購入が完了すると、個人情報保護士の問題を解くことができるようになります。赤シートで隠しながらの勉強もできますので、最初のうちは用語の確認などで活用するとよいでしょう。

5.「カテゴリ選択/達成率チェック」画面で各カテゴリの達成率を確認できるので、すべてのセクションで正答率が100%になるまで繰り返し勉強をしましょう。

合否結果

試験時間は150分です。マイナンバー検定などを取得している場合は一部免除になり試験時間が短縮になる場合もあります。試験用紙は持ち帰りが可能ですので、自己採点もできます。合格ラインは各セクション(I & II)でそれぞれ7割です。目安は7割ですが、試験によっては難易度調整のため合格ラインが変わる場合もあります。

解答速報は大体試験の5日後ぐらいに全日本情報学習振興協会のウェブサイトで公表されます。

現在は平成30年9月9日実施の第52回個人情報保護士認定試験の解答が掲載されています。

まとめ

セキュリティ個人情報保護士認定試験はあくまでも民間試験です。一部の業界を除いて、残念ながらあまり知名度は高くありません。しかし、情報化社会の中で個人情報をいかに扱うかは将来、さらに重要性が高まるでしょう。また合格のメリットとして「個人情報保護士」のロゴを名刺に入れることも可能になります。個人情報の保護に対しますます敏感になる社会では、自己アピールにもなりますし、転職や就職では有利に働くでしょう!合格率は4割前後と若干難易度の高い試験にはなりますが、持っていて 損はない試験です。

なお、法令等の改正があるため資格の有効期限は2年間と定まっています。更新には所定の講習会への参加が必要で、更新費用として7,000円かかります。そのため転職や就職で使うのであれば、直前に取得するのが良いでしょう。会社などで必要とされていない場合、特にこだわりがない限り更新は必要ないかもしれません。次に必要になったとき再度受験すれば十分かと思います。

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