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一発合格!貿易実務検定B級の勉強方法とおすすめの参考書

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2年ほど国際物流業界で実務経験を積み、貿易実務検定B級に挑戦してみました。初めての受験でしたが、一発で合格することができましたので、貿易実務検定B級の勉強方法やおすすめの参考書など紹介しようと思います。貿易実務検定B級は合格率が5割前後で推移している貿易実務に必要な知識を問われる試験です。

勉強方法と参考書

貿易実務に2年弱携わっていた自分が貿易実務検定B級に一発で合格するために使用した参考書や勉強方法を紹介します。貿易実務検定の難易度や勉強時間はおおむね下記の通りとされています。

合格率 4割~5割
貿易知識 貿易実務1~3年程度
英語レベル TOEIC 700点
勉強時間 1ヵ月~
合格点 210点(7割)

貿易知識が貿易実務1~3年程度レベルとされているのには理由があり、同じ貿易実務でも会社や担当する業務によって身につけられる知識に幅があるからです。そんな試験に2年弱しか働いていない私が、一発で合格した勉強方法やおすすめの参考書を紹介します。

なお、貿易実務検定B級の詳しい内容や難易度、勉強時間については別記事でまとめてありますので、併せて参考にしてみてください。

【一発合格】貿易実務検定B級の内容と難易度について

2年ほど国際物流会社で実務経験を積んだのち、初めて貿易実務検定B級を受験しました。貿易実務検定は新A級、B級、C級の三段階に分かれていて、貿易実務に携わる事務作業で必要な能力を問われる試験です。私が受 ...

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貿易実務検定B級の勉強方法

勉強方法としては、英語は基礎的な英語力が必要となります。これに関しては個人のレベルによって異なると思いますので、ご自身のレベルにあった勉強方法を探してみてください。ちなみに英語レベルとしては、英検2級~準1級(TOEIC 550~750程度)の英語がほとんどでした。そこまで難しくはありませんが、英語が苦手だと大変かもしれません。

私自身、英検1級を取得していて、貿易実務検定受験に当たり、英語の対策は全くしませんでした。しかし、英語が得意でない場合、英語に時間を割かないと合格は難しいかもしれません。なお、英検1級合格に至った勉強方法などは別のブログで紹介していますので、英語の勉強方法などを探されている方は参考にしてみてください。

多言語学習ブログ 目指せ、ヘキサリンガル!

英語以外の勉強方法は、公式問題集をきちんと勉強すればほとんどの問題は解けるようになります。ただし、試験問題はちょっとずれた問題(応用というべきなのだろう)が出題されるので、公式問題集で知識をつけただけではちょっと難しいかもしれません。応用力をつけるためにも、過去問集でどのような問題が出るか反復して対応力をつけるとよいでしょう。

勿論、日々の業務でも自分の行っている業務だけでなく、その先の業務や物流についても考えながら仕事をすると、より合格しやすくなると思います。

私自身、物流系の貿易事務でしたが、貿易実務検定では荷主や荷受人側としての問題が多く出題されました。また、決済の流れなどは物流系の貿易事務とは大きく異なっていました。しかし、一発で合格するため、日々の業務で荷主や荷受人がどのような流れで貿易を行っているかを想定しながら仕事をしていたため、パズルのピースがはまるように理解することができました。

貿易実務検定B級の参考書

残念ながら、貿易実務検定に対応した参考書はあまりありません。唯一存在するのが過去問と公式問題集です。私は公式問題集のみで対策を行いましたが、これから受験される場合は過去問はおすすめです。というのも、公式問題集で出た問題とほぼ同じ問題が試験に出たからです。

ちなみにB級のみに対応した参考書は、貿易実務検定協会の公式サイトからでしか購入できません。一般の書店で販売されている参考書は、C級、B級両方の範囲になっていますので、ある程度経験があり、B級を受験されるという場合は公式サイトからの購入をお勧めします。

公式サイト

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感想

対策及び概要に関しては、このぐらいにしておいて。。。肝心の試験の感想ですが、、貿易実務検定、これは簡単、というか公式問題集のサンプル問題と全く同じ質問が何門か出てきました。通常選択式だと、選択肢が問題集と逆になってたりするのですが、それもありませんでした。おかげで難問も救われました(笑)。なので、過去問を解きまくるのは有効な対策だと感じました。

残りの2分野に関しては前述した通りです。貿易事務英語、貿易マーケティングに関しては初めて見る設問ばかりでした。ただ専門知識身につけていなければ解けない問題はわずかでしたので、基本的な英語も勉強をしていれば問題ないと思います。私自身、すでに英検1級を取得していたこともあり、英語分野は最も得票の高かった分野です(笑)。

概して、この試験は「英語」に重きを置いてるのだと感じま した。実際、貿易事務となれば海外とのやりとり必須なわけですから。ただ、合格率が2〜5割で推移してるのを見ると、おそらく英語がネックになっているのだと思います。

個人的にはどうかなと思う部分もありますが、ある程度の知識の証明になるので、取っておいても損はないと思います。

貿易実務検定のメリット

貿易実務検定を取得するメリットとしては、就職や転職で有利になるほか、会社によっては評価の対象にもなっているのでぜひ取得しておきましょう。また、転職や社内評価とは別に、貿易実務検定は幅広い貿易知識を問われますので、貿易分野での知識の幅が広がる点もメリットの一つかと思います。

貿易分野は実に幅広く、私の働いていた物流系の貿易事務と、メーカーなどの貿易事務、また輸出側の貿易事務と、輸入側の貿易事務は大きく異なります。会社によってはそれらをローテーションする場合もありますが、ローテーションなく業務範囲が固定の場合、知識が偏ってしまうかと思います。

貿易実務検定はメーカー側の見方、輸出入双方の見方、物流業者の見方、商社の見方など様々な視点から貿易実務を勉強できます。そのため営業職などの方は貿易実務検定を取得することでよりお客様の視点を理解しやすっくなるかと思います。事務職の方も顧客からの問い合わせに、どんな視点が必要かなどわかる部分も大きいですので、取得しておいて損はないと思います。

社内評価の有無にかかわらず、貿易実務に携わっているのであれば取得しておくとより良いサービスが提供できるようになるかと思います。それはひいては営業成績のアップ、顧客満足度の向上、そして社内評価や転職時の評価にもつながります。

貿易に少しでもかかわりがあるのでしたら、ぜひ取得しておきましょう。

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